仕事復帰間近!!あれ?したくないかも・・・。と思ったときに読んでほしい

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Kirie

Kirie

1歳♀の子供を持つワーママ。 編集長Akatsukiの熱い想いに賛同しworkingmoms.meワーママライターとして参加。 待機児童問題に苦戦しながらも、2017年に時短勤務で職場復帰。 ワーママが少ない実力・成果主義の外資系企業で貿易事務員として働き、ワーママの生きる道、キャリアアップを日々模索中。

『あぁ~この生活も悪くないな。』

ちょうど1年前、娘の1歳の誕生日を目前にして、
保育園申し込みの結果通知を待っている頃、
ソファでポテチ食べながらそう思った、現役ワーママライターの、Kirieです。

産後、”待ち望んだわが子へ会えて幸せいっぱい期”
”とにかく育児に追われる期”を経て、
”育児ちょっと楽しくなってきた期”を向かえたころに、頭の片隅にチラつく仕事復帰という現実

保育園探しもひと段落したころ、こう思うお母さんもいるはず。

毎日バタバタなんだろうな~
部屋汚れっぱなしになるんだろうな~
毎日寝不足なんだろうな~

もうすぐ仕事復帰を控えていて不安なお母さんへ、
仕事復帰・・・ちょっとしたくないかも~と思えてきたお母さんへ、

今日は私Kirieが1人の経験者として伝えたい事を綴ります。

仕事復帰は身体的にも精神的にも大仕事!したくないと思う前に、育休明けてすぐは大変である事を改めて覚悟しよう。

今不安に思っているお母さんを脅すような事言って申し訳ありません。
でも、まずは現実を見ること。
これは私自身、なにか壁にぶち当たったときに大切にしている事ですので紹介させてください。

現実その1 座る暇など1分とない。


とにかく目まぐるしい日々です。
朝早くから家事・育児。仕事をして帰る先もまた、戦場です。

育休中のように子供とゆっくり思う存分遊ぶ時間、子供と一緒にお昼寝、の生活からすると、
仕事復帰後の世界は、地球の裏側へ行ったような気分

私の『休憩』って無意識の睡眠時間だけですか?
と、山へ向かって叫びたくなります。

現実その2 とにかく追われる日々に加えて、仕事復帰後は夫婦関係の変化にも精神的苦痛を感じる

誰しも自分の時間ってあればあるほど嬉しいものです。
それは夫も一緒。

仕事復帰直後、夫の理解、協力がすべてを左右します。
お母さんは一人。やらなきゃならない事は山盛り。1人では絶対に不可能です。

夫への協力要請、話し合い、
私の場合はここに大量のエネルギーを注ぎ、相当疲れました。

『話し合えない夫なら子供と二人で頑張るほうがいい・・・』
というぶっとんだ思考に辿り着いた事も。

悔しくて悔しくて、通勤しながら子供と二人で住めるアパートの賃貸情報をみて、
自分の収入と照らし合わせて生活をシミュレーションしたりもしました。

事前にもっと話し合っておけば夫婦喧嘩もいがみ合いも避けられたのか?とも思いましたが、
やってみて初めてわかる事もたくさんありました。

結果的には仕事復帰後に夫との話し合いは避けられない事かとおもいます。

ライターMegもワーママの夫婦関係について素晴らしい記事を書いていますので、
是非参考にしてください。
ワーママ現役CA(客室乗務員)が実践する夫婦関係を改善する3つのヒント

現実その3 職場でのワーママの肩身はまだまだ狭い世の中であると実感する

・他人に迷惑をかける事に苦痛を感じる
・仕事に対して、上手に手を抜けない
・ワーママだからといってキャリアをあきらめたくない
・子供との時間ももちろん大切にしたい

こう思うお母さんは、とっても責任感が強く、
これからもどんどん社会で活躍すべきワーママであると思います。
ですが同時にワーママとしての葛藤もより感じるはず。

私が復帰して半年、もっともワーママとしての葛藤を覚えた出来事。
こちらも是非読んでみてください。
キャリアウーマンになりたいママ必見!育児とのバランスは一体どうあるべき?

さんざん仕事復帰の大変な現実をお伝えしましたが、
仕事復帰はとっても大変なのに私は今も毎日楽しく働いています。

上述の苦痛たちは、ずっと続くわけではありません。ほんの少しの間だけ。

なぜ私がまだ働き続けているのかは、
上述の苦痛よりも自分にとってプラスになることが多いと感じるから。

仕事復帰してよかった!!と思えるポイント5つ

仕事復帰、したくないと考え始めているお母さんへ伝えたい。
晴れて仕事復帰した後には、お母さんにとって嬉しい事もたくさんある!!

1. 最後に一人でゆっくりコーヒー飲んだのっていつだっけ?

私はコーヒー好きなのですが出産してからゆっくり1人でコーヒーを飲む時間なく、
それほどに自分の時間を失っていたことにも気が付きませんでした。

コーヒーを淹れても、ひとくち、ふたくち飲んだくらいで『オギャー』。
タイムアウトです。

忘れもしない仕事復帰した初日、子供は保育園で大丈夫かな?という心配と、
1年以上ぶりに戻った職場の皆さんへの挨拶とで、不安でいっぱいでした。
ですが昼休み、ふと思ったのです。

『あれ?私、今自由な時間が1時間もある。』

食事も、子供と一緒だと自分のペースで食事するなんてなかなかないですよね?
それが、自分で食べたいものを選んでそれを最初から最後まで途切れる事なく食べられるのです。

仕事復帰初日の、あのコーヒーの味は忘れません。

2. 夫と立場横並びに、未来へ向かって歩める。

先ほどお話したように、家事や育児分担について夫に協力してほしいと要請することに大変な気力をつかいました。

だけど、そのぶつかり合いを経てお互いが納得できる家庭の運営ができるようになってきたら、
ともに社会で活躍する身として分かり合えること、語り合えることも出てきました。

自分も仕事をするようになって、感覚的に横並びの同志になれたような。
そんな気がします。

3. ワーママが日々得る達成感は並大抵のものではない

私はあまり社交的なタイプではないので、いわゆる”ママ友”と呼べる人もいなくって、
毎日育児と家事をこなす日々の繰り返しに、
『なんだか人生がルーティン・・・。つまらない・・・。』と感じていました。

仕事復帰してからはというと、何が一番って・・・

労働のあとの酒が旨いっ!!(笑)

いえ、お酒ではなくても労働のあとのあなたが好きな〇〇を想像してみてください。

仕事に家事に育児に、朝から晩まで動きっぱなしで明日は休み!
という日に頂く好物は、かなりの達成感が詰まった極上の一品になります!!

仕事復帰したくないと今思っているお母さんには、
是非この達成感入り大好物を想像してみてほしい。

4. 社会の一員であった事を再認識

『働く』ということはなんなのか。

私は、『働く』ということは『誰かを幸せにする』ことだと思っています。

社会に出て仕事をする、それは必ず100%自分ひとりだけで完結するものなどない。
業界、仕事、職種にかかわらず、必ず誰かと関わっているはずです。

私は貿易事務の仕事をしていて、書類とにらめっこの時間も多いです。
そんな書類さばきの多い仕事でも、
『私は誰かを幸せにするために働いている』と自覚できます。

人々が幸せに暮らすには物がないといけない。

物が届かなければ生活に不便がでる。

物を運ぶのにはたくさんのステップを踏まなくてはいけない。

そのたくさんのステップのごくごく一部のなかに私は存在し関わって、仕事をしている。

つまり誰かの幸せをかなえる為のひとつの役割を担っている

私の仕事の場合はこうですが、だれにでもこういった思考はあてはまるのではないでしょうか。

もちろん家庭を支える主婦、これも大きな仕事です。
ですが、社会に出て仕事をすることで、
家族以外の誰か、顔も知らない誰か、遠い国の誰かの幸せの一部になってると思うと、
すごいことだと思いませんか?

5. 子の適応能力は親より高い

子供にとって、確かに初めの頃はお母さんと長時間離れ離れになるのは不安だと思います。

ですがこれも最初だけ

保育園ではいろんな遊びをしてくれます。
一日に何度も外で遊んでどろんこになったり、
お歌を歌って体操したり。

私は、もし仕事復帰をいていなくてあのまま二人きりで過ごしていたとしたら、
ここまでの多種多様な遊びを、子供と二人きりできていた自信はありません。

最初は毎日声がガラガラになるほど1日中泣いていましたがそれも4日間だけ
大人より子供のほうが新しい環境に慣れるのは早いです。

仕事復帰、大変だったけどいいこともたくさんある!!

なにより自分と子供が、ともに毎日充実した日々を送れるということ。

これは育休時代には思えなかったことで、
今、ワーママとなって一番よかったなと思うポイントです。

まとめ

『仕事復帰・・・したくないな』

これは育休中のお母さんが必ず一度は思うことだと思います。
でもしたくないと強く思ったとしても、絶対に仕事復帰してほしい。

仕事復帰はとっても不安要素の多い人生の転換期の一つ。

ですが、実際に復帰したワーママの声に耳を傾けてみると、
育休中の頃より親子ともにイキイキしている人がほとんどですよ。

仕事復帰を間近に控えてしたくないなと思っていても、
まずは1週間、次は1か月、とやっていくうちに必ず未来は明るく世界が広がります!

是非、自分を信じて前向きな気持ちで仕事復帰してくださいね!

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1歳♀の子供を持つワーママ。 編集長Akatsukiの熱い想いに賛同しworkingmoms.meワーママライターとして参加。 待機児童問題に苦戦しながらも、2017年に時短勤務で職場復帰。 ワーママが少ない実力・成果主義の外資系企業で貿易事務員として働き、ワーママの生きる道、キャリアアップを日々模索中。

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