【2歳児】ワンマン気質な頑固パパに確実に父親の自覚をもたせる方法

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Kirie

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1歳♀の子供を持つワーママ。 編集長Akatsukiの熱い想いに賛同しworkingmoms.meワーママライターとして参加。 待機児童問題に苦戦しながらも、2017年に時短勤務で職場復帰。 ワーママが少ない実力・成果主義の外資系企業で貿易事務員として働き、ワーママの生きる道、キャリアアップを日々模索中。

「食事中はテレビを消して!」
「夕飯の後に子供の前でお菓子食べるのやめて!」

こんにちは。
自我がメキメキ芽生え始めている2才8ヵ月の女の子をもつKirieです。
なんでも大人の真似っこしたい気分の娘。

そろそろ夫にも父親らしく、社会人の手本としての振る舞いをしっかり娘へ示してほしい。
そう思い始めて数ヶ月間。

父親の自覚問題に直面していました。

何度言っても聞いてくれない・・・。
言っても嫌な顔をされて不機嫌になるだけ。
その結果夫婦の空気は最悪に。
もう、言うのも疲れてきた。

いい加減に父親の自覚を持って行動してよ!!

と、あなたも不満を抱えてはいませんか?

うちの夫はとっても頑固です。
仮に夫が、「カラスは白い」と言えば、この世のカラスは全て白色。

なかなか簡単に変わってはくれません。

今日は、そんな夫をもつ私が、夫婦関係を良好に保ったまま少しずつ夫の父親としての自覚を高めた方法をご紹介したいと思います。

この記事が、変わらない、変わろうとしない父親としての夫に疲れ果てたお母さんのお役にたてば幸いです。

幼児期における父親の自覚ってなに?


私は自分に問いかけました。

「そもそも、夫に対して父親の自覚を持って欲しいと思っているけど、その実態はなんなんだろう」

育児に協力的な夫。父親になった自覚はある様子

夫は割とよく子供と遊び、2人で一日過ごすことも問題ありません。
休日、公園へ行って数時間2人で遊んできてくれるのには感謝もしています。

新生児の頃から夜泣きも一緒に対応してくれていた。
汚物の始末も進んでしてくれる。
子供へのご飯も作ってくれる。

よく出来た夫じゃない〜と、母にも言われる。

最初は私の感謝が足りない!?
と、感謝できない自分を責めました。

でも、違う。
最近なんか違う。
何かが足りない。

父親になった自覚じゃなくて、父親としての自覚ある振る舞いを求めている

ある日、出先で立ち寄ったお寺にでかでかと貼ってあった偉人の言葉にハッとします。

「一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり」 ー 福沢諭吉

デデンっ。
と、効果音が聞こえてきそうな存在感のあるお言葉。

そうです、私が求めていた父親の自覚の正体はこれです。

「僕、父親になったヨ!」

と言う自覚じゃなくて、振る舞いや行動に父親としての自覚を持って欲しいと言うことです。

2歳・3歳の幼児期は生活習慣を作る大事な時期


この時期は、乳児から幼児への移行期と言われています。

”睡眠・食事・排泄”をはじめ、生活習慣が形成されるとても大事な時期。

それに加え、子供はなんでも自分でやりたい!自分にもできるんだ!と思っています。
大人のやることなすこと、自分もやってみる!

気がついたら父親や母親の口調、振る舞いが完全にコピーされているのです。

この3つの基本的な生活習慣を整えるサポートをしてあげること、いいお手本になる事が親として子供にしてあげられる最大のことだと考えています。

母親である私たちの多くは、父親より長い時間子供と過ごすなかで自然に出来ていること。

妊娠から出産、自分を犠牲にしてこそ成立する24時間フル稼働の育児、職場復帰、と、怒涛の人生イベントの連続で、妊娠する前とは180℃違う生活をしていますよね。

子供を優先した行動・生活・子供の目を意識する事、改めて振り返らずとも出来ているはず。

しかし父親はどうでしょう?

現代社会ではまだまだ、父親の育児参加は限られた時間でしか叶いません。
それは仕方のないことだとしても、平日の帰宅後、休日、やっぱり自分本位で子供優先と出来ていない父親は多いのでは?と思うのです。

そして事件は起こる。真似っこどんどんの娘に影響した夫のNG行動

娘と保育園からの帰宅後、いつものように洗面所で手を洗っていた時のことです。
娘が手を洗い終わって、私が手を洗いうがいをしました。
すると、娘がこう言うのです。

娘:「オカーチャン、ガーってぺっ!ってして」
私: 「(うがいのこと?)もう、うがいしたよ、もう一回やるの?」
娘: 「ちゃうちゃう、ガーーてぺっ!オトウチャンの!やるの!早くやって!」

カァーーーーーーーッ!ペッ!!!と痰を吐く真似をする娘。

つまり娘の要求は、オトウチャンがいつもやってるカァーーーーーーーッ!ペッ!と痰を吐くのをオカーチャンもやってくれと。

青ざめました。

夫の帰宅後、すぐさま報告しやめるように伝えました。

生返事でした。

夫、翌朝、しっかりやってました。

カァーーーーーーーッ!ペッ!

・・・・。

伝わってない・・・全く伝わってない・・・・。

諭吉さんの言葉を思い出します。

「父母は習慣の教師」

娘は父親のすることを、正しい事として吸収していました。

父親も習慣の教師の一人ですから。
そして、私にもやりなさいよと言っていたのです。

では夫に、父親として娘の模範となる行動をしてもらうにはどうする?
どうすれば夫は理解して変わってくれるだろうか?

自覚を持て!と言って持てるものでもない、頑固パパを諭した方法

こんな調子で、娘は父親の行動をよりによって悪い部分を真似てしまう。
どうにか阻止せねばなりません。

娘に善悪の判断はつけることが出来ないので、夫に変わってもらうしかない。

しかし相手は超絶頑固。
そして夫婦喧嘩は避けたい。
父親として娘の模範となる行動をしてもらうには、さてどうする?

年頃の娘を妄想作戦「この子が将来、○○の場で、△△してしまったら」

頑固親父に、
「あれやめろ!変われ!新しい自分になれ!」
と言ったところで、変わらないことは明らか。

そこで私は相手をたてるという意味も込めて、少し遠回しですがこの方法をとりました。

この子が将来この悪い習慣が抜けなくて、こんな年頃の娘になったらどうする?
と想像を掻き立たせ、よくないよね?と同意を得るのです!

これで夫婦で対立することなく、同じ意見・基準を持つことができる。

コツは2つ:

1、できる限り具体的な情景にする。
2、悪い習慣がかなり子供に染み付いてしまったと想定する

【実践例】食事中、口に入れすぎる件

夫はとても食べるのが早く、娘にまで食べるのを早くするよう急かすのです。
たくさん口に運んでやったりして、夫に任せておくと気づけばいつももごもごしていました。

夫が娘の食事を手伝い出すと口の中いっぱいで、喋ろうとするわ、喋れないから出そうとしたり、口からこぼしてしまったり。
噛まずに飲み込んでむせてしまったり。

「手伝う時はもう少し少量ずつ運んでやってよ。」
と言っても聞く耳持たず。

そしてこう切り出し、作戦を実行に移します。

「あのさ、将来この子がさ会社に入って歓迎会とかしてもらったとき、口にたくさん含む癖が抜けてなかったらどーすんの?
上司に話しかけられて、口の中いっぱいで無理やり喋ったらさ吹くよ。
上司の顔面に向かってごはん粒吹いたらどーすんの?」
「周りの人に好かれるお嬢さんになってほしいと思わないか!?」

無理やりだと思いますよね?

母親はわざわざ想像しなくても、自然とわかることなのです。
この行いは将来の我が子に悪影響かもしれない、やめておこう。

しかしパパはなかなかそれに自ずと気がつけません。
まだまだ自分本位を捨てきれない様子は、周りのママの話を聞いてもよくある事なのかと。

でも、あくまで彼らは彼らなりに努力をしているので、責めてはいけません。
このようにパパ自身が自分で気がつくように誘導する事で、”自分で気がついた”というこ事にできるのです!

うちの夫は、娘を溺愛しているので将来のことを想像させると・・・ちょっとセンチメンタルになって、一言。

「・・・せやな。」

十分!よくやったぞ!わかってくれてありがとう!

少しは多めに見てあげることも必要

こうして作戦成功した我が家ですが、毎回やっていてはうんざりされます。

私たちママはより多くの時間、子供と接しながら子育てリーダーとして重要な任務を背負っています。
同様にパパも、仕事中心で一家の大黒柱として重大な責任を持っています。
変わってほしい気持ちはすごくあるけれど、パパへの敬意は忘れずに居たいもの。

ママの方が子供と対話する時間も多いので、気がつくことも多いのは当然です。

言いすぎて、パパの育児参加を妨げては本末転倒。
言いすぎるとパパも息が詰まっちゃいますので、ほどほどに。

我が家も、服脱ぎ散らかすくらいは目をつぶっています。

2人をまとめて教育すりゃぁいっか!
くらいの適度な適当さを持つことをオススメします。

まとめ

以上、我が家のリアルをお伝えしましたがいかがでしょうか?

一言に、「父親の自覚を持ってよ!」と夫に言ってもおそらく彼らは頭ハテナです。

また、幼児期の”父親としての自覚”は、妊娠期や乳児期のそれとはちょっと違うこともわかりました。

生活習慣の基盤をつくる幼児期には、新たに父親としてグレードアップしてほしい時期。

他人を変えることは難しく、過去(夫の習慣)を変えることもできない。
頑なに、変わって!と言うだけでは、相手を否定しているのと同じです。

変わってくれなくても、分かち合えることができれば改善されることもあります。

夫婦2人で協力して、大事な我が子の未来を創造する手助けをしてあげたいですね。

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1歳♀の子供を持つワーママ。 編集長Akatsukiの熱い想いに賛同しworkingmoms.meワーママライターとして参加。 待機児童問題に苦戦しながらも、2017年に時短勤務で職場復帰。 ワーママが少ない実力・成果主義の外資系企業で貿易事務員として働き、ワーママの生きる道、キャリアアップを日々模索中。

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