ワーママの家事育児の両立に必要なのは、夫を育てる【夫育】(おっといく)!

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AKATSUKI
7歳♂4歳♂1歳♀の3人の子供を持つワーママ。workingmoms.me編集長。 システムエンジニアとして就職するもマタハラを受けて退職。 以来派遣社員として働くが、妊娠するたびに退職。 母として、女性として社会で働く難しさを痛感。自分は社会に必要のない人間なのでは?と葛藤し、2017年7月1日に同じ思いを持つワーママとworkingmom.meを立ち上げる。 ワーママプロジェクトとしてライター養成や独立支援プログラムを発足。新たなプロジェクト立ち上げに日々奮闘中。

『どうして私ばっかり・・・?』
『私だって働いているのに・・・』

ワーママは仕事に加え、家に帰ると家事と育児が待っている。
『もう・・・私、限界。』ってことはよくあります。

ブラック企業の社畜だった夫は毎日毎日終電で帰宅。
残業代がつくならまだしも、つかない残業代。
俗にゆうサービス残業を毎日繰り返す。

私は、2人の男の子と生まれたばかりの赤ちゃんを抱え、途方に暮れる日々でした。

こんなので仕事復帰できるの?私はもう、一生社会には出れないのじゃないか・・・という不安にも駆られ、精神状態が不安定になっていました。

正直に告白します。保育園で先生に向かって本気で泣いたこと、あります。
『先生。私、大丈夫でしょうか・・・』

その時に保育園の先生が、『お母さん!!あと2、3ヶ月で必ず楽になります。大丈夫大丈夫。』という言葉に救われました。

何度も自分の体調不良が続き、寝不足が続き、限界を迎えた私が得ざるおえなかった夫の力。

夫だって終電まで仕事をして、帰ってサッと軽食を食べて副業へ出かける。
朝4時まで副業をして7時に子供たちを起こす。

という生活を2年続けながら、私の家事・育児を全面的にサポートしてくれました。

でも、最初からそんなことはありませんでした。4人兄弟の末っ子で【自分がやる】という主体性が全くと言って身についていなかった夫。
なんども、『私、あなたのお母さんじゃない』と泣きながら伝えました。

じゃあ、どうすれば夫を育てて夫をワーママの家事育児の両立に参加させるのか。

実は夫を育てる【夫育】(おっといく)は子育てと通じるということに気がつきました。

私の実体験を元に夫を家事育児に参加させる方法をご紹介します。

夫のモチベーションを上げつつ可愛く頼ってみる

ワーママの多くが、夫の帰りは遅いし、家事育児はみな自分がこなす!!というスーパーママが多いのではないでしょうか。

私もはたから見たら、スーパーママに見えるようで、『どうして子どもが3人もいながらオシャレしたり、夜は友人と飲みに出かけたり、休日にランチに行ったりできるの?』と聞かれることがあります。

そう、その秘密は【夫育】にあり!!!

元々腰痛があり体が丈夫ではない私は、寝不足が続いたり、仕事でいっぱいいっぱいになったりすると、休日は寝込む。
ということが多く、その度に夫や母を頼らざるおえない状況にありました。

ママが倒れたら元も子もない。全てを誰かに任せることしかできません。
だからこそ、日々の夫育で自分を守る。人は自分にできるキャパを超したとき、ぶっ倒れます。

まずは、家事育児分担から。
夫にできそうなことを、リストアップして夫に相談。

我が家の場合

<家事>
・ゴミ出し全般・・・腰痛。
・食後の片付けやお皿洗い・・・子ども達との時間を大切にしたい。

<育児>
・朝ごはんの支度・・・朝起き上がるのに時間がかかる。
・保育園の準備全般・・・化粧や自分の身支度に時間がかかる。

ゴミ出し全般

最初はゴミ出しも私の仕事でした。でも腰痛を患ってからは
『パパ♪重いからお願いできる?』から始まって

『今日ゴミの日ねー!』

『今日って何曜日だったっけ?』

何も言わずにゴミ出しできるように。

食事の後片付け

食事の後片付けやお皿洗いなども、子どもが1人だったらオンブでできてたけれど、今は子ども宿題や将棋に付き合う時間を使いたい!!!という思いから、夫が帰宅後やってくれるように。

『私は子どもに背中を見せるのではなく、子どもと過ごせる貴重な時間を子どもの声を聞くことに徹したいの。』と懇願しました。

片付けをしている時間が脳内を整理できる貴重な時間!と夫。さすがです。

朝ごはんの支度

それに加えて朝は私より先に子ども達とパパが起床。

産後のホルモンバランスの崩れや加齢と共にあらわれる倦怠感。
疲れが取れない。起き上がれない。

何度も会社を休もうと考えるも、休んだ後のこと考えるとどうしても休めない。

簡単に食べれるフルーツを用意しておいて、あとはトーストやおにぎりをパパが作って食べさせてくれる。

保育園の準備全般

最初は全て自分が用意しておいて、夫に渡すだけだった保育園準備も、夫が送っていくようになってからは、夫の仕事へシフト。

その間に私は子ども達とゆっくり朝ごはんを楽しんだり、お片づけをしたりできるように。

夫育も子育てとすごく似ています。大人なんだから・・・と思いますが、やっていることは同じです。

とにかく褒め倒す。
ありがとうの感謝を伝えると、おのずと喜んでやってくれます。
モチベーションさえ上げれれば、こっちのもの。一度可愛く頼ってみてください。

女性のからだの変化を理解させるまでしぶとく話し合う

出産が女性のからだに与える影響は計り知れません。

私も2人目産後6ヶ月でギックリ腰の寝たきりになって以来、ちょっとのことで微熱が出るし、起き上がれないこともありました。
仕事から帰ってきて、ご飯も作れずになだれ込むように布団にぶっ倒れたこともありました。

だってそうでしょう。

人が人を産むってこと。
それから待っている夜中の授乳や卒乳。
卒乳後の夜泣きや寝不足。
そして妊娠してすぐ止まった生理の再開。

からだがとにかくグルングルン変わって、それを2人、3人産むと2回3回繰り返す。

育児ノイローゼになってしまったり、産後うつになる気持ち、私痛いほどわかります。

だからこそ、夫にはきちんと話して協力してもらう。
自分だけのからだじゃないってことをわかってもらうこと、すごく大事だと思います。

夫が朝ごはんを作ってくれるようになったのも、私のからだをおもってのこと。

何も特別なんかじゃありません。

絶対に誰かと比較しない

誰かと比較されること、それは子どもでも大人でも嫌なことです。

あそこの旦那さんは稼いでいるから家事なんてできないよね・・・とか
あそこの旦那さんはすごいのよー。というのではなく、目の前の夫をどう褒めるか、に尽きます。

子どもだって、『明日の準備しなさい!!!』というよりも、『○○ってやっぱすごいなー。もう明日の準備できたの?やるねー!』って言い続けてたら、何も言わなくても自分でやるようになりました。

パパって仕事して帰ってきて片付けもしてほんと、イクメンだよね!
こんなにしてくれるパパどこにもいないよ。
すごい!こんなに綺麗にしてくれてありがとう!

こう言い続けていると、なんだか家事することが気持ちよくなるらしい。
こうして夫をうまいこと使うのです。
それこそが、ワーママが家事育児で楽する最善の方法です。

まとめ

我が家では休みの日の子どもの習い事は夫が3人連れて出かけてくれることになっています。

夫はスイミングスクールの待合室で上2人がスイミングしている間に娘をおんぶしてパソコンに向かっています。

そして彼は子どもスイミングの待合室で有名なほどに。

友人の美容室で『あ!あのお父さんいつもうちの子どものスイミングスクールに3人連れて来ているイクメンだ!』なんて噂されていたらしい。
本人もまんざらでもない様子で、『俺ほどのイクメンいないだろう。』とイクメン野郎をエンジョイしているようです。
その間に私が家を片付けるというわけです。

ときには片付け→友人とランチなどもOK!月に1、2度は飲みに出かけて朝帰りでもOK!とお互いの友人関係や仕事の付き合いを尊重しています。

ワーママが家事育児を両立するためには、夫のサポートが必須です。

夫を上手に育てて、夫婦として家族としてイキイキした生活を手に入れましょう。

【夫育】あなたもこれから始めませんか?

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AKATSUKI
7歳♂4歳♂1歳♀の3人の子供を持つワーママ。workingmoms.me編集長。 システムエンジニアとして就職するもマタハラを受けて退職。 以来派遣社員として働くが、妊娠するたびに退職。 母として、女性として社会で働く難しさを痛感。自分は社会に必要のない人間なのでは?と葛藤し、2017年7月1日に同じ思いを持つワーママとworkingmom.meを立ち上げる。 ワーママプロジェクトとしてライター養成や独立支援プログラムを発足。新たなプロジェクト立ち上げに日々奮闘中。

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