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ワーママの一日のスケジュールを発信する【ワーママリアルボイス】第9回!
第9回は京都市在住看護師のあずささん。
年長と3歳の2人の男の子を持つスーパーママです。
母として看護師として夜勤までこなして家事も育児も手を抜かない。
【家族は戦友】と話された姿に強く感銘を受けた編集長Akatsuki。
あずささんのような女性が増えれば日本の未来は明るいと言える。
いつもキラキラ輝いているあずささんの、その裏には
尋常じゃない努力と仕事・育児へのプライドとがあるのです。
今回のインタビューではとにかく、『自分って全然まだまだ!足もとにも及ばない』と思いました。
さっそくあずささんのように5時起床で家事しよう!とトライするも1日でギブ。
結局一番最後に起きるズボラ母Akatsukiでございます。
インタビューするたびに自分が吸収できる。成長できる。
ぜひスーパー看護師ママのインタビューをご一読ください!
あずささんってどんな人?
看護師として就職して半年で妊娠していることが発覚。
集中治療室(ICU)で働きたいという願いが叶って配属されたが、すぐに妊娠したことで、『この先どうなるんだろう』と不安に駆られた。
でも当時大学生だった夫も親も、自分の不安とは裏腹に全力で喜んでくれ大賛成してくれた。
すぐに結婚。
当時の看護師長が3人のお子様がいたため、子供を授かったことへの理解があった。
「これは妊婦には持たせてはいけない!」「早く帰りなさい」などと、全力でサポート。守ってくれた。
切迫流産になって仕事を1ヶ月ほど休まなければならない状況になっても、嫌な顔一つせず、『大丈夫だよ』と励ましてくれた。
きっと周りにはたくさん迷惑をかけたし、休むことに対して否定的な人もいたかもしれない。
その時の看護師長がいてくれたから、私は二回の出産後も集中治療室への復職を果たすことができた。
それまで集中治療室で働くお母さんはほとんどおらず、子供ができたら別の科へ転属することなどが当たり前だった。
でも私は【絶対にここで仕事がしたい】という気持ちを変えなかった。
この仕事こそが私の人生。
自分が産後も復職するから、後から出産する人たちの励みにもなる。
自分は21歳と若くして妊娠して復職をしていて、先輩が後から妊娠することも多い。
そんな時は、先輩からも『復帰後のアドバイスが欲しい』と頼ってもらえる存在になれている。
夫は、ほぼ毎日終電で帰宅。帰宅時刻は早くても21:00。子供が寝てから帰ってくる。
だから平日はワンオペレーション育児。
子供の熱対応は、決して京都市から近くない母と義母を頼りに。
自身の母も義母も看護師で理解があり、全面的に自分をサポートしてくれている。
どうしてもお迎えが間に合わない時は、保育園のママ友にもお願いしている。
土曜の夜は基本的に夜勤を入れて夫が子供を見てくれている。
お母さんが働き続けるには、夫・家族そして友人のサポートが必要不可欠。
でも決して甘えない覚悟とプライドを持って仕事をしている。
看護師ママの1日のスケジュール
4:30〜5:00起床
6:00まで家事をこなす(洗濯・食器ふき・日によっては夫を送迎)
6:00化粧
6:15子供起こす
6:50出発
7:15保育園出発
8:00仕事の準備
8:30仕事開始
18:00出発
18:45お迎え
19:00家に着く
洗濯物を水洗い・洗濯機を1回目をまわす
料理の仕込み
お風呂
顔にパックしたまま洗濯物1回目を干す
洗濯機2回目をまわす
ご飯作る
20:30ご飯食べる
そのあとすぐ歯磨き・絵本タイム
絵本読む
22:00就寝
起きれたら、洗濯物2回目を干す
(洗濯物が干せてない場合は夫が干してくれる)
<夜勤の時(土日)>
6:00起床・家事をこなす
11:00〜12:00仮眠
14:30出発
16:00出勤
翌朝8:30終業
そのまま寝ずに子供のスイミングか遊びに出かける
日曜日夜勤の次の日が日勤の場合もある。
生活の工夫
・朝は夫と家事分担。出勤するまでにいかに家事をこなすか
・帰ってきても、座らずに動き続ける
・完璧を求めない
・ご飯も無理な時は手抜きする
・しんどいとかネガティブな言葉は言わない
・部屋は綺麗にしておく
・環境を整えることが大事
環境が整っていないと、負の空気が家に流れる気がします。
だから絶対に家の片付けは怠りません。
例えば洗濯物畳みができていなければ、
目につかない部屋にまとめて置いておきます。
家族で過ごすリビングは必ず小綺麗にしておくことを心がけています。
子育ての持論
・子供らには笑顔で接する
・自分が気分が悪いと、みんなの気分がどんよりしちゃう
・「早く」「急いで」とは絶対に言わない(子供の時間軸と大人の時間軸は違う)
・「早く」「急いで」→「一緒に準備しよう」「まだ遊びたいの?」
・子供はロボットじゃない
・育児書を読んで子供の気持ちを考えてあげたいと思うようにしている
・子供がやりたいことをやらせる
・平日はゲームやテレビなどやりたいことをずっとやらせる
・子供がやりたいと言ったことだけ習い事をさせる
・焦っても仕方ない
子供は私のものじゃない。親の所有物ではない。
私たちが親ができることはサポートしてあげること。
初めからこう育てないと!と思っていません。
何かにぶつかった時に、随時調べるようにしているし、自由に育てたいと思っています。
21歳で長男を出産したので、周りに若くして産んで育てられない、と言われたくない。
若く産んだ後悔は一切ないし、子供がいるからいつも頑張れるんです。
子供が一年生になる時は少しだけ夜勤をするのをやめて、様子をみようと思っています。
ライフステージによって、働き方も変えていきます。
家族とは?
・戦友
・一緒に頑張ろう!乗り切ろう!
2人目が生まれて、1人目がトイレに行く回数が増えて
仕事を辞めたほうがいいかな・・と思うことがありました。
悩んでいた時、保育園の先生に相談してみると、
「お母さんが『ついてこい!』という勢いで働き続ければいいんだよ!」とアドバイスをもらい励まされました。
夫も自分が働きたい!という気持ちを応援してくれ、時間がない中で家事・育児のサポートをしてくれています。
仕事とは?
仕事が好き、仕事だけは取られたくないと思っています。
看護師になってはじめから集中治療室に行きたいと思っていました。
看護師として就職してからずっと非日常な世界が毎日。
現在8年目だが何年経っても死に慣れることありません。
死になれたら看護師をやめた方が良いと思う。
集中治療室の患者さんは突然何かが起こって周りの変化があるんです。
身体的精神的にも社会的にもすごくストレスを感じていて。
でも患者さんがよくなって、『ほんまにありがとう」と言ってくれて
この人がいてくれてよかったと思ってもらえることが、嬉しいです。
割り切って仕事は18時には帰ります。
職場ではキャリアアップの話も言ってくれるけれど、
子供達が小さい間はこれ以上負担にならないように家事・育児もどこも削りたくないと思っています。
自分が38度あっても、よっぽどのことがない限り休まない。
それぐらいの覚悟で仕事をしています。
世のお父さんへ言いたいこと
女性の”働きたい”気持ちも応援してほしい!
確かに女性は家事や育児をしてほしいって男性は思うかもしれないけど、女性がイキイキと働く姿って素敵じゃないですか?
イキイキと働いて、その上で家事や育児をしてる女性、そんな女性を応援してほしい!
女性の笑顔は社会を支えるパワーの源だとわたしは思います!
女性が笑ってると世の中はもっともっと素敵になると思います!
だから、その笑顔をパパ達は全力で支えてほしいです。
そして、その笑顔を支えてくれるのもパパの優しさと愛であることを忘れないでください!
パパが世の中で頑張ってくれてるのをママを含めて家族はちゃんと分かってます!
さ!ママとこどもらをたくさん抱きしめてあげてください。
新人ワーママたちへメッセージ
子育ても大事だけれど、自分の人生も大切。
○○くんのママという肩書きだけでなく、自分が輝ける場所を見つけて欲しい。
子供がいても働ける環境は探したらあると思うし、子育てとは別の自分がいることは大事だと思っています。
子育てだけにとらわれるのではなく、未来を見て今を生きること。
気持ちが下がってしまうと負の連鎖しか生まれないから、前向きに。
育児にも仕事にも焦りはいらない。働かないと!ではなく、とりあえずやってみよう!と悩まずに行動してほしい。
動かなければ何も始まらない。
そして子供ができても仕事を辞めないでほしい。
私も今までは独身のバリバリ働く女性ばかりで、子供が熱が出ても帰れる雰囲気ではありませんでした。
でも、子供がいても続けている私がいるから、熱が出たら帰ることもあるという雰囲気を作りました。
勤務時間も絶対に18時に帰るという環境を作りました。
メリハリが大事です。働き続ける環境を自ら作っていきましょう!
リアルボイスまとめ
あずささんは『看護師は女優』と話されていました。
決して患者さんの前や患者さんの親族の前では泣かない。
どれだけ仕事で辛いことがあっても子供の前では笑顔を。
患者さんにも子供にも自分の笑顔を見せるために、マスクは基本着用しない。
職場に来たら、仕事のことを考えることだけに集中し、子供を迎えに行ったら子供のことだけを考える。
母のブレない強さを感じさせられた、今回のインタビュー。
信念を持って仕事も育児も家事も全力で。
私Akatsukiも、まだまだできるなって思いました。
これだけ全力で生きることを感じさせられた日はありません。
人は好きなことをしていると表情から、振る舞いから、全てがイキイキ輝ける。
私たちは、女性として母として、育児・仕事・家事の両立に挟まれて生きている。
あずささんのように仕事が自分の絶対に失いたくないもの、
仕事が好きなものだったら、きっとそんなに両立が負担にならない。
この仕事をしているから頑張れる、子供達がいるから頑張れる。
そうやって負担や重荷をプラスに変えて行く思考が大事なんです。
三人育児と仕事、家事の三つの両立に悶々とした日々を7年間も送っていた私、Akatsukiですが
『自分のしたいことは何なんだ?』
『何のために私は生まれてきて、なぜこうして生き続けているのか』
『これから何をしたくて、どんな未来を見たいのか』を考え続ければ、自ずと答えが見えてくる。
私たちワーママやこれからワーママになりうる女性は、両立に不安を抱えるだけではなく、
まず本当にしたいことをできているのかを考えるべきなんじゃないでしょうか。
全力で働く看護師あずささん。
愚痴ひとつ言わずにイキイキと話される姿に感銘をうけました。
周りが変わらないなら、自分が変えてやる!
それくらいの気持ちを持って、働くことを諦めないでください。
今回のインタビューは京都北山にあるPEACEcafeさんでさせてもらいました!
PEACE house
<店舗情報>
住所: 〒603-8055 京都府京都市上賀茂高縄手町 クルーセ神山
電話: 075-723-2371(美容院)
075-756-0196(カフェ・アパレル・ネイル)
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