ワーママは迷惑!?まわりからどう思われているのか。自分のことだけ考えていませんか?

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3歳10ヶ月♀の子供を持つワーママ。 はじめての育児と家事に追われる日々。 子供との未来へ向けて、日々奮闘中。

今までに一緒に働くワーキングマザー(ワーママ)を迷惑だと思ったことはありませんか?

私は、全く思ったことがないといえば嘘になります。
なので、私の答えは「はい」です。

自分もワーママなのに、「はい」と答えるのは、良い気持ちではありません。

会社では総務業務をこなすYUは、会社側の声と社員側の声の両方がわかる部署にいました。

そこで聞いた「迷惑だ」という意見。
なぜなのでしょう?
私自身も感じた「迷惑だ」と思う気持ち。
どうしてでしょう?

今回は、まわりからのどう思われているのかを考えていきたいと思います。
考えていく上で、私の会社で産休・育休を終え復帰した人の話を例にお話しします。

ワーママの気持ちと会社の気持ち、両方の気持ちを知り考えてみてください。

ワーママは迷惑!?ワーママだから当たり前になっていませんか?

ワーママは迷惑だ!
これだからワーママは・・・。」
会社にいて実際にこのフレーズをよく耳にしていました。
会社側、社員側も関係なく聞く言葉です。

なぜなのでしょう?

私の会社で実際にあった話をします。
産休・育休を終え、復帰したAさんとBさんCさん。
この会社での初めての産休・育休取得者のAさんは、復帰後1年もしないうちに退職してしまいました。
BさんとCさんは今でも会社で働いています。

この話だけだと、「ワーママは迷惑!」には繋がりませんよね。
退職は本人の人生の選択なので、自由ですし仕方がありません。
Bさん、Cさんが働いていることも普通のことです。

復帰から3人とも、何度も欠勤・早退・遅刻をしていました。

子どもの発熱など体調不良はつきものです。
これも仕方のないことだと思います。

ですが、仕方のないことでも「当たり前」と思ってしまうと、まわりの反応は変わってきます。

【ワーママだから当たり前!?その1:欠勤・早退・遅刻】
急な欠勤・早退・遅刻。
小さな子どものいる家庭では、子どもの熱やケガなど急な対応が必要な場合があります。
そんなときに、毎回「当たり前」で帰るワーママAさん。

【ワーママだから当たり前!?その2:時短勤務・残業はなし】
時短勤務も残業なしもワーママにとっては規則や制度で決まっている権利。
権利だから「当たり前」と業務があっても帰るワーママBさん。

子どものことで休むのは仕方のないことです。
保育所のお迎えで、早く帰らないといけないのもわかります。

ですが、本人が当たり前だという態度は、良いとは思われません

AさんとBさんは、いつも「当たり前だ」という態度でした。
その態度で、まわりがどう思うのかは、おかまいなし。
フォローしてくれる人に、感謝や謝罪の言葉を言うこともなかったです。

気配りをまったくしなかったAさんとBさん。

Aさんは退職される間際には、まわりから率先してフォローに入ってくれる人は、ほとんどいなくなっていました。
悪気はなく当たり前の精神で、もらえるもの貰ったから辞めるのだと言い残していきました。

Bさんは今でも我関せずをつらぬいています。
もちろんBさんにも率先してフォローしようとする人はほとんどいません。

これだからワーママは使えないなぁ・・・。
いてもらっても、迷惑だ!
そんな声がしょっちゅう聞こえていました。

当たり前のことをすることで、必ず誰かがそのフォローにまわらなければいけない。

フォローしてくれる人がいるから「当たり前」でいられるのです。

当たり前でいられるために、感謝や謝罪の気持ちを言葉に出して伝える。
人と人とのやりとりなのだから、最低限の気配りは必要なのです。

ワーママだからという気持ちはなくそう!

ワーママだから当たり前。」
ワーママだから仕方がない。」
ワーママだから・・・。」
そんなふうに思ったことはありませんか?

ワーママだからと自分でできる・できないを決めつけていませんか?

自分でできる・できないをワーママのせいにする。
ワーママだから・・・。」

それは間違いです。
ワーママだってやろうと思えばできることがあります。

AさんとBさんは、なんでも「ワーママだからできない。」と自分で言っていました。
ワーママのせいにして、子どものせいにして、できることをできないと決めつけていました。

Cさんはどうだったのでしょうか。

AさんとBさんとは違い、まわりに対しての気配りをきちんとするタイプだったCさん。
短時間勤務でも、自分の業務以外でもできることをきっちりこなす。

もちろん子どものことで急に休むことは、他の二人と同じくらいありました。

ですが、まわりに迷惑をかけないようにマニュアルを作ったり、迷惑をかけてしまったならきちんと謝罪するCさん。

子どもができて、復帰して、自分の業務にできる・できないがあるのは仕方がないこと。
ですが、ワーママ本人ができる・できないを決めるのではありません

ワーママだからできないと決めつけないで、できることをし、そして最低限の気配りをする
そんなCさんを「迷惑だ」と言う人は、いませんでした。

Cさんに対しての、まわりが思う「ワーママだからできない。」は、悪い意味ではなくなっていました。

自分からワーママだからできないと思わないようにする
まわりからワーママだからできないなら、助けてあげようと思ってもらえるようになればいいんです。

ワーママだからと思われるのは仕方がない!

ワーママだから・・・。」
ワーママだからと思われるのは仕方がないことです。
ですが、悪い意味での「ワーママだから・・・。」にならないように心がけることが大切

「ワーママだからできない。」ではなく、
ワーママだからできる。」
「ワーママだから迷惑。」ではなく、
ワーママだから助けたい。」

3人のちがい、それは当たり前のことでも当たり前と、態度に出さない謙虚さと気配りのありなしにありました。

自分でワーママだからと、言わないこと。
ワーママだからとは、相手から言われること。

自分で使うワーママだからは、絶対に前向きな言葉だけ。
ワーママだからこそ頑張りたい。」

さいごに

自分が産休・育休を経験して、これから復帰を経験する身になって思うこと。
3人の気持ちも、よくわかります。

私だって、当たり前だとも仕方がないとも思っていることがたくさんあります。
会社にもっとワーママの扱いを、平等にしてほしいと思い抗議したこともありました。

人と人は持ちつどうしても持たれつです。
片方ばかり何かをしている、そんな関係だとどうしても不平不満がでてきてしまいます。

ですが、だからといって自分が自分がと考えてしまっていたら・・・。
自分だけが特別ではないことを忘れないでください

常にまわりのことを考え、行動すること。

1日仕事をして育児に家事に追われ、イライラすることもあります。
前向きになりたくても、なかなかなれず、どうせ私なんてと思うことも・・・。

上司に言われていたことで、いつも意識づけていることがあります。
それは、「これからワーママになる社員の手本になれる行動をすること。」

私自身がお手本になり、AさんやBさんやCさんの経験から良い部分だけを取り込んで次につなげる。
私の言動や行動で、次に産休・育休をとるワーママが、嫌な思いをしないですむようにしたい。

まわりにワーママは迷惑だなんて思わさない環境に変える。
そうすることで、まわりも自分も働きやすい環境になっていくのだと考えています。

変わるのも変わらないのも自分自身です。
会社にとって必要だと言ってもらえるワーママになれるように、少しずつでもかまいません。

一緒に前へ進んでみませんか。

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