ワーママの家事分担は細分化が決め手!得意・不得意を見極めて夫婦のストレスをなくそう!

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Kirie

Kirie

1歳♀の子供を持つワーママ。 編集長Akatsukiの熱い想いに賛同しworkingmoms.meワーママライターとして参加。 待機児童問題に苦戦しながらも、2017年に時短勤務で職場復帰。 ワーママが少ない実力・成果主義の外資系企業で貿易事務員として働き、ワーママの生きる道、キャリアアップを日々模索中。

「わぁぁぁぁもう無理!!こんなの無理!!限界!!家事・育児・仕事、全部一人じゃ無理!」

このように、爆発寸前でいらっしゃるワーママいませんか?

こんにちは。最近、体調を崩し、5日間引きこもっていましたKirieです。
娘は元気ピンピンなのに・・母、単独ダウン。情けない。

3連休も大きな予定は立てていませんでしたが続く40度近い高熱に、終始寝込むという結果。

もちろん家事・育児はできず、全て夫任せ
本当に感謝しかありませんでした。

そして夫はぐったり疲れて・・・次第に不機嫌に

??

あれ?なんで私ちょっとイラつかれてる感じなの?
私の頭が高熱でおかしくなったのか!?

そうです。おそらく多くのご家庭で起こる事象。

ママが主体となって家事・育児するのは当たり前。
パパが主体となって家事・育児をすれば超絶大仕事。

夫が家事を手伝ってくれる、ありがたい事です。
感謝の気持ちを持ち、伝えることには変わりないです。
ですが、できればお互いが気持ち良く分担をしたい。

今日は我が家での夫との家事分担について、
家事分担を話し合った際の気づきについてご紹介したいと思います。

ワーママの家事分担はいつするべき?逃してはいけない3度のチャンス

人は誰しも、生活リズムを変えるのはつらい事です。
とても勇気がいるし、「変える」意識をしっかりもたなければすぐに挫折してしまいますよね。
ワーママが家事分担、育児分担について夫とスムーズに話し合いができるタイミングは3度。

1.慣れない育児で家事どころではない!!~出産後すぐ~

出産後、新たな家族の一員を迎えて、生活が大きく変わります。
慣れない育児、慣れない生活リズム、家事の負担は10倍になるともいわれています。
この時期の変化は一番著しく、夫側からみてもママへの負担が大きいことは明らかなので最も話し合いがしやすい。
生まれてすぐ、まとまった睡眠も取りづらくママの体力も一番消耗する時期です。

出産前、産休中に家事を一人で頑張りすぎたママは、
このタイミングで一度ヘルプ要請しておきましょう。

2.迫りくるバタバタ生活、不安を取り除こう!!~仕事復帰前~

仕事復帰、とても不安ですよね。
仕事をしながら子供と過ごす時間も大事にしながら・・・
どうやって家事を回していけばいいのか。
やってみないと分からないが、やる前に話し合いができれば、少しはワーママの不安も軽減されます。

「これから復帰するけど、不安で・・・。」と、夫に切り出してみてください。
仕事復帰はママだけの試練ではなく、家族全員で乗り切るんだという覚悟を夫へも持ってもらうきっかけにも良いです。

3.やってみて分かる家事分担の見直し~仕事復帰後2か月目~

最後のチャンスはここ。
晴れて仕事復帰を果たし、必死の1か月は、とりあえず1か月はとにかく無事に終えた事に満足。
そして色々気が付くのが2か月目。
「あともう少し、家事を分担してもらったら、もう少し負担が軽くなる・・・」

そう思ったら家事・育児の分担を持ち掛けてください。

ここまで、妊娠・出産・仕事復帰と様々な変化に対応してきましたが、
おそらくここから次の変化までは、長~~~~~~い道のりです。
ここでよりしっかり!!家事分担の話をしておくことをお勧めいたします!!

家事分担のまえに、まず今お互いが何をやっているか書き出してみる

いちど、ママが思う現在の分担度合いを書き出してみてください。
我が家の場合はこうでした。

圧倒的に私です。
夫は仕事の帰りが21:00頃ですので、夜の家事・育児への参加は難しく保育園への送りをしてもらっていました。
保育園へ娘を送り届ける、この一つを担当するにも、
上記の3度の話し合いのタイミングを全て逃さずに交渉して、やっとこさでした。

書き出すときに、ぜひ試してほしいのが、“細分化する”ということ。
朝、娘を着替えさせるにも、2行程でなりたっています。

・娘の部屋からその日の気温を考慮しながら保育園で着用可能な服を選ぶ。
・娘に着せる

このように、複数の行程で構成されている家事・育児の項目があれば、”細分化”してみてください。

細かく分けることで、
家事・育児の何をどこからどこまで分担するのか明確にするためです。

こういったがっかりの経験、ありませんか??

妻:「洗い物しといて。」
(食器、調理器具を全て洗い、五徳を洗い、調理台を拭きあげること。の意。)
夫:「洗い物終わった。」
(食器だけ洗った。まわりは水浸し。コンロはドロドロ。)

できれば家事分担の話し合いなんてせずとも、
お互いが気を配りあってお互い不平不満がたまらないのがベストです。

ワーママはただでさえ忙しく、仕事で抱える悩みも多いです。
そのうえ、家事・育児分担の話は何度も繰り返したくないですよね。

その為にも“細分化”して、お互いにお互いが何をどこまでするかを明確にすることが、
とても重要だと感じました。

このように書き出した中から、夫に夫ができることを聞いてみます。
その結果、こうなりました。

<AMの部>

・子供の着替え:
難易度が低く、あまり時間をとるものでもないのでお願いすることに。
送りをしてもらう=朝の時間が削られるという事を考慮して、
基本的には私が主導で動くことは変えず、でも少し手伝ってもらうことにしました。

・ゴミ集め・ゴミ捨て:
私が朝にしていましたが、前日の夜に夫にゴミ集めからゴミ捨てまで完遂して頂くことになりました。

<PMの部>

帰宅後~就寝までは夫不在の時間がほとんど。
タイムリミットがあるものは少なめに、
仮に私と娘が寝落ちしてしまった後でもお願いできる項目をしてもらうことになりました。

・ピンチから外す:
なんのこっちゃって感じですが、
「干してあった洗濯物を取り込んだあと、それらをハンガー・ピンチから外す。」の意です。
翌朝の洗濯物干しの段になって、
「ハッ!洗濯物畳むどころか干せない!!(干す道具が前日の使いっぱなしっで、ない!)」
という事を避ける為です。

・食器洗い:
おそらく今回夫への家事分担の中で最もボリュームのある仕事がこれです。
食器を洗い、五徳を洗い、コンロ・調理台をきれいに拭くところまでをしっかりお願いしました。

・洗濯物を洗濯機に入れて翌朝6:00に仕上がる様タイマーセット:
これも、寝落ち対策を兼ねて、
必ず夫にやってもらうようにする事でうっかりをなくす為です。

・娘の歯磨き:
単純に私がとっても気が重たいからお願いしました(笑)

どれもちょっとした事ですが、ワーママの小さな家事・育児ストレスをなくす事に協力してもらえれば、それでよし。

もっと率先してやってくれる旦那さんもいるかもしれません。
でも、なかなか男性にとっての家事はハードルが高いものではないでしょうか。

そして、今は夫への家事・育児の分担がたとえほんの一部であっても、
そこから、その家事・育児の大変さを夫が知り、
少し先にもっと深く関わる為の、入り口になればいいなというゆったりした気持ちでも良いと考えています。

ポイントは、まずは夫に自分で何を分担するか選んでもらうこと。
そのほうが夫も、「やらされてる」という意識ではなく「自分でやる」という意識のもとできるはずです。
自分でやる、と選んだものですから、しっかりやってもらいましょう!!

得意・不得意の見極め!!料理苦手の夫を料理好きにした話

うちの夫は結婚当初、料理が全くだめでした。
共働きだしーという事で結婚当初に家事分担の話をした際、

「料理はあかんわ、よろしく。」

との事だったのですが、あれから数年・・・今や!!
休日の食事3食は全て夫が担当です。しかもとっても楽しそう。

夫に’得意科目’を気づかせる3ステップ:
・しむける
・ほめる
・次への期待を感情豊かに表現

我が家の場合、私が目を付けた(!?)のは料理でした。
きっかけは、朝の情報番組。
夫が毎朝、5分ほどの料理コーナーをかかさず観ている様子を見たときです。
背の高いイケメン俳優が、そんなに!?って高さからこんなに!?って量のオリーブオイルを回しかける、あれです。

(苦手苦手といいいながらめちゃくちゃ興味あるやん!!)

心の中で確信しました。

そして3ステップを実行に移します。

1.しむける

男性料理家の本をプレゼント。
上述のイケメン様は材料などが難しかったので、家庭料理寄りのものをチョイス。

2.ほめる

時間があるときに、カレーを煮込むようになりました。
「おいしい。やっぱり自分が作るカレーより、あなたが作るカレーの方が何倍もおいしい!」
もう、この仕事(家でのカレー作り)は、あなたが専門の職人です!と認定しちゃう。
あなたは、私にはできない事ができる!!と褒めます。

3.次への期待を感情豊かに表現

「あ~~~~食べ終わっちゃったけど、もうまた食べたいっっっ!!そんくらいおいしい!!」
といった具合に、次も期待してまっせ感、次が待ち遠しい、と伝えます。

こうして夫は休日に料理をするようになり、
夫が専門の職人メニューもレパートリーが増えてきました。

でもですね、本当においしいんです。
料理はとにかく時短でできるもの!と私は考えてしまうのですが、
夫の場合はカレーを作るにもいろんな隠し味を試したり、
新しい調味料を見つけたら買ってみたり、と、とにかくこだわる。
こだわる事を楽しんでいる感じ。

そして休日に料理から解放された私・・・。最高です!!!
休日しっかり休むことで平日の、ばたばたワーママ夕飯作りへの意欲も増しました。

我が家の場合は、料理、でしたが、最愛の夫をよく観察して、
性格や趣味・嗜好をうまく見抜いて、ぜひ試してみてください。

まとめ

ワーママは、家事分担なしにはつぶれてしまいます。
夫と重ねるその話し合い・・・私自身何度も心が折れそうになりましたが、
きっちりお互いが逃げずに話しあう事ができてからは、心がふっと楽になった気がします。

もちろん実際にどれだけの家事・育児を分担してくれるか、というのも重要です。

ですがそれよりも、夫も、協力しようとしてくれている、
助けようとしてくれている、と認識することが出来たことが何より心の安定剤になったように思います。

ワーママが仕事復帰したらさぁこれから!!家事・育児分担で余計に頭をかかえることはありません。

我が家の経験談がどなたかのお役に立てば幸いです。

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1歳♀の子供を持つワーママ。 編集長Akatsukiの熱い想いに賛同しworkingmoms.meワーママライターとして参加。 待機児童問題に苦戦しながらも、2017年に時短勤務で職場復帰。 ワーママが少ない実力・成果主義の外資系企業で貿易事務員として働き、ワーママの生きる道、キャリアアップを日々模索中。

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