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千葉で結婚・出産し、1歳になる直前に千葉県の船橋市にある保育園へ入園。
その6ヶ月後、東日本大地震による不安や夫の独立により、実家のある京都市へ帰りました。
京都市で保育園に入ろうとしても、入園枠がなく断念。
妹の住む滋賀県大津市へ子どもと引っ越し大津市の保育園へ。
私の仕事は滋賀の大津市で探し、夫は京都市に住み独立することに。
保育園に入れないという理由から、滋賀と京都を往復し、生活するダブルライフを半年間しました。
大津市で1ヶ月保育園に通ったものの、園の方針が気にくわず同じ大津市で転園を希望。
転園が認められ、5ヶ月大津市で別の保育園に通った後、年度替わりに京都市の保育園へ転園。
その経験から得た日本の保育園問題を徹底分析!今日本の保育園はどう変わるのか。どうあるべきなのか?
この記事は、そんな日本の保育園が少しづつでもよくなるようにお届けしたいと思っています。
もちろん自治体によっても様々ですから、隣にある保育園もぜんぜん違うということはあり得ます。
え?そうなの?そんなに違うの?うちにもこんなサービスあったらいいな。
という保護者のアイディアになったり、うちもこんなサービス提供しよう!
という保育園の参考になれればという思いで、3県4保育園を経験したフルタイムワーママAkatsukiがお届けします。
日本の保育園は場所によってあまりにも違う
日本の保育園は、その保育園の地域や自治体・私立か公立かによってあまりにも違いすぎます。また、自治体に関わらず、園の方針によって全くと言っていいほど、違います。
どこが違うの?何が基準なの??
正直、みんな自宅から近い保育園を選びがちで、保育園のシステムは分からず入園ということも多いのではないでしょうか。
では、気になるその違いをお届けします。
千葉県船橋市のN保育園の場合
千葉県の船橋市は都内へ1時間もあればいけるため、ファミリー層のベッドタウンになっています。
働くお母さん、いわゆるワーママのサポート体制はとても充実していて、病児保育のある病院も保育園のすぐ近くにありました。
『保育園は子どもを保育する場所だけではなく、働くお母さんのサポートもする。』
というのが園の方針で、とにかく働くお母さんの負担を減らそう!と努力してくれている姿が見られました。
ありがたいことです。
<メリット>
・洗濯をしてくれる(一度持って行った服を洗濯してくれて着まわしてくれる)
・外遊びは体操服で
・朝の準備はほぼ無し(ノートに体温を記入するくらい)
・持ち物無し
・布団も無し(保育園の布団で寝る)
・夜18:00になったら夜ご飯が出る
・親と子どものクッキング教室がある
<デメリット>
・セキュリティーカードが1枚しかない
・保育士さんがやたら怖い
・仕事やめたら退園と脅された
・教育熱心すぎてしんどい
・保育料以外の出費が多い(オムツ代・布団貸出料などが毎月必ずかかってくる)
N保育園では、まずセキュリティーのためにカードを使って園内へ入ります。
セキュリティーカードは1家族1枚の配布だったので、夫が送って行って私が迎えに行く場合は一旦カードを家に置きに帰らなければなりませんでした。
それは不便ではありましたが、絶対に親しか入れない仕組みができており、不審者は入れないようになっていました。
また、親以外の人がお迎えに来る場合は事前に親と面会に行ったり、子どもの安全には万全の注意を払っていました。
布団や着替えの持参はなく、とにかく荷物は少なかったです。
ただ、保育士さんの育休を明けてすぐに退職した私に『すぐに次の仕事が決まらなければ退園してもらいます。』
『保育園は働くお母さんのためにあるので、もっと必要な人に預けてもらいたいです。』
というような言葉には少し傷つきました。
私も、仕事復帰したかったです。
ハローワークへ行くこともなく、『とにかくすぐに仕事を見つけないと、退園させられる!!』と派遣社員になりました。
40代50代の年配の先生が多くて、教育論を言われたりして、私ってダメなお母さんなのかな?と悲観的になってしまいました。
ただ、働くお母さんのサポート体制は万全で、夕方は夜ご飯も出してもらっていました。
子どもと帰宅してお母さんが子どもに背中を向けなくて良いように子どもと向き合う時間を作れるようにしてくれていました。
すごくすごく助かりました。
滋賀県大津市のA保育園の場合
滋賀県の大津市もまた、大阪や京都に仕事へ行く人のベッドタウンになっていて、子育て支援も充実しています。
小学生でも医療費が比較的少なく済みます。
しかし、大津市に来て最初に入った(正しく言えば、入れる園がここだけだった)保育園はとにかく制度が整っておらず、なんだか薄暗い部屋でなんだか暗い先生方が保育する感じでした。
明らかに子どもが好きでない園長先生が営む保育園というのがあらわれていて、ちょっと子どもを預けるのは嫌だな・・・と思いました。
<メリット>
・特になし
<デメリット>
・着替えの準備・朝の準備が多い
・布団も持参
・保育園が暗い
1ヶ月という短い保育期間で記憶が定かではありませんが、『とにかく入れる』という理由で入園し、後悔しました。
やはり、園の見学に行くことは、すごく大切です。
滋賀県大津市のH保育園の場合
こちらの保育園はとても人気園でなかなか入れないと聞いていましたが、たまたま引っ越した方がおられて、転園の希望が通りました。
とっても制度が充実していると感じました。
衣服の洗濯をしてくれるので、お母さんが洗濯物に追われることがありません。
きちんと名前を書いておけば、小さくなるまでずっと園で洗って使ってくれますから、本当に大助かりでした。
持ち物はほとんどなくて、夕方5時以降預ける人はお菓子を持って行くことぐらいでしょうか。
おやつもお金で解決して欲しいと私は思ったのですが、ここまでしてくれるのであれば、何も不満はありません。
<メリット>
・洗濯してくれる
・布団無し
・園で体操教室・英語教室などをしてくれる
・スイミングは希望者にスイミングスクールへ園バスで連れて行ってくれる
・お昼の歯磨きもしてくれる
・荷物と子どもを玄関で引き渡すため、親は中へ入らない
・布おむつ使用
<デメリット>
・園庭がないため、外遊びは公園へ散歩
・雨の日は基本的に室内
・園舎が狭く部屋が狭いため窮屈
・中の様子が全くわからない
・トイレトレーニングが終わったら大量の布おむつがたまる
・チャイムを鳴らして、その時に出てこれる先生が引き取るため、いつまでも親と担任の先生との距離が縮まらない
・ほとんど他の保護者に会わない(友情は生まれない)
・5時以降預ける場合はオヤツを持参させる
しいていえば、保育園での生活は全くと言っていいほど見えません。
窓からのぞいてちょっと見えるというくらいで、虐待をされていようが何をされていようが、こちらには把握する術がありません。
他の子どもさんに会うこともほとんどないので、自分の子どもがどんなお友達と仲良くしているかも分かりませんでした。
京都府京都市M保育園
自然いっぱいの中で四季を感じながらの保育園生活は子どもたちにとっての財産となります。
ただ、やはり京都市は子育て支援もそこまで行き届いていないところがあるように感じます。
すごく良いところとワーママにはちょっと困るところがありました。
<メリット>
・はだし保育で冬でもはだし
・薄着保育で体が強くなる
・外遊びがとにかく多い
・毎日お散歩や、山登りなど、自然と触れ合える
・自家菜園があるので季節の野菜を子どもたちが育てられる
・困ったことがあれば、いつでも担任・主任に相談できる
・親と先生の距離が近い
・他の保護者と会って話す機会ができる(挨拶程度でも)
・他のこどもたちの様子も見られる(子供と親も仲良くなる)
・京都市は入園したら退園させられることがほぼない(仕事をやめても簡単に休職中で出せる)
<デメリット>
・毎日着替えをたくさん(上、下、5着づつ)持っていかなければならない
・使用済みのオムツ(ウンチつき)も各自持って帰らないといけない
・とにかく洗濯物が多い(泥だらけ)
・とにかく洗う靴が多い(びちょびちょ)
・赤ちゃんのうちは名前を書いたオムツを大量に持っていかなければならない
・とにかく、登園や帰りの準備に時間がかかる(長いときは30分から1時間かかることもある)
・お迎えに行ってから、子どもがおもちゃで遊び始める
・布団を月曜日に持ってきて、金曜日に持って帰り、洗う
・トイレットペーパーなどの備品の寄付をお願いされる(荷物が増えるので、私はお金で支払った方が良い)
正直、京都市の保育園生活はフルタイムで働く私には厳しかったです。
子どもが1人だったときは布団も1つでよかったですが、2人になると、2倍。
洗濯物も2倍です。
毎日洗濯物に追われて、本当に疲れて帰ってからぶっ倒れることも。
もちろん、『お母さんになる』ということは、家事も育児もこなしてこそ!だと思います。
でも働くお母さんにとってはあまりにも多すぎる荷物と洗濯物です。
男の子2人連れて登園とお迎えに1時間以上かかったときは、本気で泣いていました。
ほぼほぼ18:30お迎えで最後の園児。そこから18:45に出るのは至難の技でした。
「帰ろうよ・・・ねえ、帰ろうよ・・・」から
「いい加減にしなさいよ、もう何時だと思ってんの?」から
「もういい!保育園で寝なさい」
最後の先生と一緒に園庭へ出ることも多かったです。
ただ、先生が普段できないような泥遊びをしてくれて、子どもたちがキラキラ笑顔で過ごしている様子を見ると、小さいうちにとにかく泥んこになって、山登りをしていた経験があとあといきてくるんじゃないかな?と思いました。
教育に力を入れるのも素敵だけれど、私はやっぱり自然の中で育てたい!と強く思いました。
以上、実際の違いを細かくご説明しました。
必ず見学に行くようにしよう!
なんども言うように、保育園は各園によってあまりにも違います。
ですから、必ず見学に行って自分の納得した保育園探しをすることはすごく大切なことだと思います。
後からいくら、ここは不満・やっぱり転園したい!と思っても一旦入園してしまったら、転園することは難しくなります。
千葉の保育園から滋賀の保育園、そして京都の保育園へ転園。
『え?洗濯サービスないの?』
『え?布団を月曜日に持って行って、金曜日に持って帰って洗う!?』
『毎日保育園で使ったオムツを持って帰る!?』などと、驚きの毎日でした。
その代わり、それぞれの園にはそれぞれの良さがありました。
ぜひ、保育園選びをする段階で情報収集をしましょう。
そして、自分のライフワークに合った保育園を選ぶことで、家事・育児の負担は大幅に減らせます。
結局、私たち親の選択で子どもたちの環境は変わって来ます。
教育熱心な保育園に預けたいのか、
自然たっぷりの中で、はだしで走り回らせたいのか、
はたまた、スパルタで音楽を教えたいのか、
本当に多様で違いすぎてびっくりです。
とにかく、よく見てよく聞く。これに尽きます。
保育園選びでチェックすべきポイント
私が経験した保育園選びでチェックすべきポイントをいくつかご紹介したいと思います。
洗濯をしてくれるか
洗濯をしてくれるかどうかで、家事の負担が大幅に変わって来ます。
千葉や滋賀の保育園では洗濯物の心配はありませんでしたが、京都に来てからは、とにかく洗濯物が多い。
1日に2回まわしても足りないこともあり、私は仕方なく家事代行を利用するようになりました。
布団を持っていくか
布団なんて、どこでも売ってるし、一回買えば持って行くなんて楽じゃん?と思われるかもしれません。
しかし、子どもが増えて保育園児が増えると、2セット3セットになり、月曜日朝の負担と金曜日夜の負担が増えます。
毎週毎週持って帰ってシーツの洗濯をする=休みの日の家事が増える=子どもと過ごす時間が減る。
正直、お金払うから、園の布団で寝かせて・・・と思ってしまいます。
送迎の形態や毎日の持ち物
朝は出勤時間との勝負です。
毎日毎日保育園で30分・1時間の時間を費やすわけにはいきません。
帰りも夜ご飯やその後の洗濯物・家事掃除・上の子どもの宿題などでおわれます。
前の保育園は玄関で引き渡しで送迎時間はわずか2〜3分。今は30分はかかります。
また、持ち物に関して言うと、特に今は3人目が小さいため、毎日食事用エプロン2枚やお口ふきタオル、オムツや着替えなど、大量の荷物を持って出かけます。
正直、しんど〜が、本音です。
どれだけ外遊びがあるか
今は、保育園で英語のレッスンをしたり、体操教室をしたり、イケてるサービスも増えて来ました。
でも、私は園庭で泥だらけになって遊んでいる子どもの姿を見て、ホッとします。
食育
自家菜園を持っている。給食にはこだわっている。
など、保育園での食事や栄養バランスが忙しいワーママにとっては救いになります。
保育園でお野菜たくさん食べているから、夜ご飯はそうめんでいいか。
というように、親の心の安定剤になるもの。
保育園での食育はとっても大事だと思います。
既製のお弁当だったりすると、私はNGかな?と思います。
そういう意味では、お弁当の幼稚園より給食室のある保育園の方が良いな。とも思えます。
保育園選び、どうする!?まとめ
今回は保育園選びに迷った時にどういった基準で選べばいいのか、3県4保育園を経験したワーママだからこそわかる、特別なお話をさせていただきました。
結局、どこの保育園に行っても素晴らしいサービスとイマイチなサービスがあるということは分かっていてください。
その中で、自分が保育園に何を求めるのかを考えて、あとで後悔したり不満が出たりしないように保育園選びをして欲しいと思います。
一度入園したらなかなか転園するのは難しいとされていますし、まして兄弟一緒に転園することなど、ほぼ不可能に近い気がします。
だからこそ、入園前にきちんと納得した上で決めたい。
決して第一希望の園でなくても、自分が希望を出した園なら納得して預けられるようにしましょう。
そうすることで、後から保育園や保育士とのトラブルも減るかもしれません。
ぜひ参考にしてくださいね!
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