【ワーママリアルボイスvol.8】シングルマザーネイリストのスケジュールに密着!

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AKATSUKI
7歳♂4歳♂1歳♀の3人の子供を持つワーママ。workingmoms.me編集長。 システムエンジニアとして就職するもマタハラを受けて退職。 以来派遣社員として働くが、妊娠するたびに退職。 母として、女性として社会で働く難しさを痛感。自分は社会に必要のない人間なのでは?と葛藤し、2017年7月1日に同じ思いを持つワーママとworkingmom.meを立ち上げる。 ワーママプロジェクトとしてライター養成や独立支援プログラムを発足。新たなプロジェクト立ち上げに日々奮闘中。

ワーママの一日のスケジュールや持論を発信する【ワーママリアルボイス】第8回!

第8回は京都市在住シングルマザーのネイリスト岩下佳美さん。

中2の男の子と7歳(小2)と5歳の女の子を持つワーママです。

シングルマザーだから自分らしく。インタビュー中はいっぱい感動を与えてもらえた編集長Akatsuki。

素晴らしい考え方を持つ佳美さんのインタビュー!最後までお楽しみください!

よしみさんってどんな人?


19歳で出産・結婚、2年で破局した。
パチンコ屋さんやパートをしながらシングルマザーとして子供を育てていた。

その後4、5年付き合った彼と26歳で再婚。
子供が2人できた。

その頃は裕福な家庭だったが夫の仕事が忙しく、一年に2回くらいしか夜ご飯一緒に食べたことがなかった。

3人目妊娠中に他にも女性がいると発覚。
1人目の子供のことを自分の子供と思えないといわれた。

別居を決意。別居決意から1年後離婚。

その時にネイルに出会う。

家でセルフネイルをしている友人に出会って、
ネットで調べたり独学でネイリスト3級に受かる。
ジェル初級にも受かることができた。

独学で挑んだネイル検定2級に2回落ちて、ネイルスクールに行くことを決意。

スクールに行って、ネイル検定1級、ジェル中級、上級も受かる。

通ったスクールの先生の誘いで地区大会に出場。3位を受賞。
そこからコンテスト人生が始まる。

今年、アートチップ部門で見事1位を受賞。

夫から受けるストレスよりも、お金がなくても一人で育てて行くほうが心が穏やかでいられると思った。

できると思い込む。
やるしかないと意気込む。
ことが大事。

ネイルを始めて、目標ができたから、ネイリスト仲間に囲まれて居場所ができたから、夫の存在がなくても自分はよかった。

それに今はたくさん儲けようとも思っていなく、仕事へのプレッシャーがない。
ストレスが嫌なのでお客様は1日に2〜3人。
喜んでくれるお客様の笑顔に癒やされる。
子供が小さいうちは、 生活できればいいと考えている。

まだまだ努力しないといけない。
一番すごい部門で上位が取りたい!それが目標!
今後は講師として、セミナーをしたいと思っている。

周りから認められたい!
一人じゃ人は生きられない!

ネイルをしてくれたお客様が喜んでくれる、それだけで嬉しい。

そして悲しいニュースだらけの世の中で、ただただ世界平和を願っている。

ネイリストワーママのスケジュール

7:00に起きる 中二のお弁当、小学校の用意お手伝い
8:00に学校出発 保育園の用意・化粧
9:00保育園
9:30から用意
10:00から1件
12:30から取れればお昼ご飯。
一日のお客様は2から3人、だいたい2人にしている

17:30仕事を終えて
18:00保育園へお迎え
19:00夕食
20:30まで団らん・宿題など見る
お風呂
21:30〜22:00布団に入る

寝かしつけてから24:00ごろまで趣味のネットサーフィン。
24:00就寝

生活の工夫

・母子家庭だから給食が無料で支給されるけれど、お兄ちゃんのお弁当を作って愛情表現のアピールをしている
・できれば3人平等にしたいと意識して子供に向き合う
・ずっと座りっぱなしだから、ウォーキングをして健康にきづかう
・洗濯物を朝回しておいたら、母がやってくれる
・今は実家の母が夕ご飯も作っておいてくれるので、自分が一品作る形

子育ての持論


・自分のことは自分で
・自立してほしいから、とにかく失敗していいから、やってみてっていう
・子供たちのことは遠目で見ている
( 例えば、危ないしやめろではなく、危ないと思ったら自分でやめるように自分は口出ししないようにしている)
・勉強できなくても、何も言わない
・やりたいことをやってほしい
・小学校のうちは、遊べ
・人付き合い!友情を大事にしてほしい

子供たちのメンタルには『一瞬の表情を見逃さないように』
絶対に気をつけています。

長男が転校した時に、『先輩に笑われた』と1ヶ月登校拒否しました。
なんとか登校できるようになっても、ムズムズ病と言われる全身が痒くなる病気になってしまいました。

2回の離婚を経験させてしまって、そんな息子に対して悪いことをしたと自分が気をつかってしまっていたんです。

すると小学校4年の時、長男の口調がすごく荒れてきた。私に対する反抗が強くなって。

でもあるとき【なんで子供に気をつかっているの?】離婚も自分が良いと思ってやったことだ!と自信を持って接することにしました。

すると小学校4,5年生の時はしばらく荒れていたが、小6になってすごく落ち着きました。
今では中2だと思えないほど、いけてる中学生になっています。

離婚をすることも、親が自信を持たないと全てが悪循環になると思います。

生きるは自信。私の教訓です!

家族とは?


・何よりも子供が一番
・支え
・それぞれの役割がある(できる人とできない人が、みんなで補う)
・不得意なところを補う存在

今まで私と子供の4人暮らしでしたが、去年から実家暮らしになって随分楽になりました。

例えば、自分が親に対してイライラしたら、兄がまるくやわらげて言ってくれます。
子供たちにお父さんは同居していないけれど、おじいちゃん(私の父)やおじ(私の兄)が近くにいるので、安心です。

仕事とは?


・楽しさにお金がついてきたらいいな
・やりがい

極力家から近い職場を選びます。
子供に体調不良など、何かあったら対応できるように心がけています。
自宅サロンでネイルすると、時間の調整ができるから、すごく助かる。

平日忙しくなりすぎないように、平日はセーブして、日曜日の朝に予約を入れることもあります。

世のお父さんや世の中に言いたいこと

今のお父さんはみんな頑張っている。

ただ、一つだけ行政に言わせてほしいことが、あります。
京都市の母子家庭の母子手当が
1人目45,000円ほど
2人目5,000円ほど
3人目2,000円ほど

どうして1人目は母子手当が多く3人子供がいたらもらえる額がこんなにも少ない仕組みなのか。
理由を教えてほしいと思う。

世間からは、お金がもらえて母子家庭ってけっこうラクしてるんでしょ?と思われるけれど、
シングルマザーや、母子家庭の貧困は社会問題です。

私は実家に住んでいるけれど、そうでない人は熱が出ようが、自分が子供を迎えに行く選択肢しかなく、キャリアを諦めることにも。

シングルもみんな頑張ってる。

新人ワーママたちへメッセージ

子育ても仕事もどっちも100パーセントでは自分が潰れてしまう。
でも、子育て50仕事50でやる。

お客様も大事だけれど、自分のキャパを超えないようにする。
自分のキャパを知り、できないことはできないと言うこと。空回りしないようにしてほしい。

夫婦はどちらか一方が悪いのではない、お互い様。
離婚を経験した今ならそう思えます。(昔は思えなかった)

30歳で夢が見つかった!年齢じゃないことを私が証明します。

モチベーションが下がったり、生活が苦しかったりすると、シングルマザーは孤独感がある。
だから、他の誰かをうらやむ気持ちがある人たちもいる。

でもそれは絶対に違う。

【人は人】

自分が選んだんだから、自分が幸せになるための行動を起こせば?

【両親揃っていないと不幸】なのではない。

いい環境で一人でも愛してあげていさえすれば、子供は幸せです。

頼れるところは頼って、子供の幸せを考える。
離婚をしないなら、子供にとって幸せは何か考える。

お母さんが幸せなら子供は幸せになると思います。

壁がある時は成長できるとき。
成長をやめないでください。

ワーママリアルボイスまとめ

ふ、ふかい!ふかすぎる。
佳美さんの新人ワーママへのメッセージを編集しているだけで、うるうるしている編集長Akatsukiです。

人にはその人にしかわからない辛い経験も、喜びも幸せもあります。

私も誰かと比べるのではなく、ただただ相手の幸せを願ったり、笑顔を増やしたいと思いました。

正直離婚とは暗いイメージしかなかったのですが、今回佳美さんとお話しさせてもらったら、
離婚=辛い・悪いのではなく自分が自分らしく生きるための選択肢の一つなんだと思うことができました。

自分がどう捉えるか、全てはこれが鍵(キー)となります。

ちなみに、佳美さんは『過去は過去』と割り切っていらっしゃるため、2人の元夫はどちらにも会うし、子供たちの誕生日にみんなでお出かけすることもあるそう。

人それぞれの価値観があるなー。そして、すごくおとなだな。私、もし夫と離婚したらそんなに寛大になれるかな。

毎回楽しいリアルボイスも第8回となりました。シングルマザーでネイリストの活動を広げられている岩下佳美さん。

もしあなたが人生に行き詰まったら、佳美さんとお話しするといいかもしれません。

ずっと佳美さんの持論を聞いていたいと思う今回のインタビュー。

ちゃっかりネイルケアをしてもらったAkatsukiはテンション高めにインタビューを終えたのでした。

彼女の生み出すネイルアートは天才とも言える。

ここからは岩下佳美のネイルワールドをおとどけします。

なんとも美しい!美しすぎる!


得意分野はラインアート。これ、全て手書きです。

そして、天才とも言える漫画ネイルアート。

笑わせてくれます。

懐かしの教科書!!
年代を感じるこちら!

ぜひ、一度お問い合わせくださいませ。
価格もかなりお安いです。
お問合わせはインスタグラムかラインからどうぞ!

YPNAIL
京都 地下鉄烏丸線 松ヶ崎駅徒歩5分

(隠れ家サロンですのでご連絡いただいてから住所を伝えます。)
インスタグラム: nonononikki_ypnail
ラインID: yoppy-0822

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AKATSUKI
7歳♂4歳♂1歳♀の3人の子供を持つワーママ。workingmoms.me編集長。 システムエンジニアとして就職するもマタハラを受けて退職。 以来派遣社員として働くが、妊娠するたびに退職。 母として、女性として社会で働く難しさを痛感。自分は社会に必要のない人間なのでは?と葛藤し、2017年7月1日に同じ思いを持つワーママとworkingmom.meを立ち上げる。 ワーママプロジェクトとしてライター養成や独立支援プログラムを発足。新たなプロジェクト立ち上げに日々奮闘中。

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コメント

    • 岩崎和世
    • 2017年 8月 25日

    よっぴー泣くわー
    危ないからあかんじゃなくて自分で気づかせるかー
    私、危ない危ない言いまくるから子供がすごくこわがりになってしまって…
    なるほど、すごく勉強になった。
    そして、世界平和。こんな所でも共通点を見つける。
    和世…平和な世の中を望んでやまない。
    Love&Peace

    • AKATSUKI

      和世さん
      ありがとうございます!ほんま!すごく勉強になります。

      自分の価値観だけじゃなく、いろんな人の価値観を聞けるインタビュー。

      私も少しづつみんなの価値観を吸い取って育児奮闘中です!

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